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コーヒーノキ

10年ぐらいコーヒーの木を観賞用として栽培している。学名では全部カタカナで「コーヒーノキ(アカネ科 コフィア属)」と呼称し、常緑樹だ。

近所のホームセンターでこのコーヒーノキを取り寄せていただいたものだが、
既にその時には背丈以上に大きく、すぐに開花して実をならせていた。

コーヒーノキの花

当時は思い付きで買ったもので、正確な品種まで把握しようともせず、そのホームセンターはすぐに閉店してしまって、たしか小笠原からきたと言われた。

雌雄同株なのでアラビカ種とは思うが、当時の資料から考察するにハイブリッド種の可能性もある。

あれから毎年、収穫しては種蒔きをしてきたが、今年も花を咲かせ、実がならす。

当所では室内栽培にしているので、花はジャスミンのような香りを部屋中に漂わせ、咲いたことを瞬時に知らせてくれる。

コーヒーノキの花

花が咲き、数か月もすると今度は真っ赤な、ちょうど小さなサクランボのような実をならせる。

コーヒーの実 頃合い

コーヒーノキは年に2回程 花を咲かせ 実をならすが、花の写真と実は、同じ日に撮影していて、開花と結実がちょうど同時になることが多い。無駄花はなく、咲いたぶんだけ実をならす。

コーヒーの実 熟成が進む

コーヒーノキは夏場、非常に水分を欲し、気を抜くとカラッカラになって瀕死寸前になるので水やりに注意して欲しい。旅行で水やりが難しい場合などは対策が必要だ。

コーヒーの実 すこし黒っぽくすすむ

果肉は甘酸っぱく、渋み・アクっぽさがあり、ホントにチェリーのような味だ。

美味しそうな果物のようで、この甘味がコーヒーの甘味を生み出す。

野生動物に伝播してもらうには十分な赤だ。

コーヒーの実 収穫

しかし、今回は株をとりたいので、

コーヒーの種 ぬめり有り

果肉は捨てる。一部の外国では これでジャムを作る地域もあるのだとか…。

コーヒーの果肉

この時点で可能な限りヌメリを取り、

水に浸して、

コーヒーの種を水に浸し、充実していない種を排除する

浮かぶ充実していない種を排除してしまう。

同じような環境で栽培しているとあっちの木もこっちの木も同時に同様な状況になるので、こっちも 収穫。

果肉を剥ぎ、

水に浮く 充実してない種は破棄する。

結局、浮いてしまう種や、こういったレーズン様になった実は、発芽を期待できないが、

中には鉢に放り投げておけば数か月後に勝手に発芽している個体もある。

↑こんな風に。

全て処理できたら それらを陰干しして、今日の作業は終わりだ。

ザルに広げ、陰干し、乾かす。

ここまでは収穫の日にやってしまう。

さて、数日後、

外側のヌメリがすっかり乾いて爪で剥けるようになったら、

外側のパーチを剥がす。

ここから

冷蔵庫で一昼夜、水に漬ける。

脱脂綿の上に並べ、発根を促せ。

芽が出るまで、欠かさずに水を腐らせないように小まめに交換してやらなければならないが、

発根が確認できたらば、

苗用のシートを準備し、移していく。

一粒ずつで十分だ。

しっかりと土をかけてあげれば、

そこから

一カ月強、やっとですが、芽があがってくるぞ。

しっかりと芽が出てきた。

ここら辺まで上がると、

根はこんなに育っているぞ。

根がでて、芽がでてしまえば、ほぼ順調に育つが、

過去には直植えに挑戦したこともあって、

遠方で草刈りするのも遠くて、

そして、とうとう冬季に油断をしてしまい、霜が降って全滅させてしまった苦い過去がある。日本国内で栽培するのならば鉢植えを強く推奨する。

ただし、ちゃんと世話をすれば、しっかりと結実までいくから安心してくれ。

ちなみに かなり多くの方に種や苗を配ったりもしたが、後日 「ちゃんと芽が出た。」数年後、「実がなった。」など、報告をもらう。

うちの子も栽培に挑戦したが、

こんな水浸しになっても大丈夫。

翌春にはしっかりしたコーヒーノキになっているから、

ほらね。

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